2014年05月27日

信楽にて

信楽


信楽に来て、古き良き行事が いくつもあることを知った。

只今、奥田お母さんは、浄土宗のお寺にて五重相傳入行されています。

22日からの1週間、お寺で 自らの戒を保つ修養する期間です。


1日目、フラフラになって帰ってきた奥田お母さん。

受者の家族として、期間中に1日だけ ご奉仕をしに日曜日にお寺へ行った。

そして、そこで お母さんがフラフラになる理由を知ることになる。

入行期間中の心得通り頑張っておられた・・・


大阪出身の私。まだまだ???信楽です。

都会は簡素化されているけれど、

昔は、こんな風に物事が執り行われていたんだろうな~。なんて感じています。


例えば、人が亡くなられたら、四十九日までの七日ごとに お逮夜(おたいや)なるものがあり、

故人を偲び、道に迷わず天に召されるまでの間、お経を唱える。


嫁いで、1年後に奥田のおばあちゃんが亡くなり、

当時勤めていた大阪の会社に父ちゃんから 「直接、信楽に戻って」 と、電話が入り

スーツ姿のまま信楽に戻ると、父ちゃんの細いお目めが点になっていた。


当時、信楽に葬儀場がなかった時で、聞くところによると

親戚一同、エプロン付けて忙しく動き回っているとのことkao12


慌てて、スカートの替えになるズボンと、黒いエプロンを買いに走り、

上はジャケット、下はジャージにはき替え、黒いエプロン姿で母屋に入った。


お通夜と、お葬式の日、

父が母に 「あれ(私の事)は、ここでやっていけるんやろか?(T_T)」 と、心配してくれていたらしい。


いまだに、右往左往している。

「どうしよう?どうしよう?」なんて言った日にゃあ

息子が 「どうしょう10年、南無阿弥陀仏・・・」なんてお経の一部を口にする。



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Posted by 庄左ェ門 at 16:37│Comments(0)信楽
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