【庄左エ門窯】おかみさん手帖

“　第９回　ぶらり窯元めぐり　”　の、初日が終わりました。


shiroiro-ieで店番をしている途中、話の話題で、商売をしている父と息子のバトル話になった。

お互い、商売の事を考えるがゆえのいさかい。


私の実家も商売をしているのですが、父の跡を継いだ兄(次男)は、今だに父には敬語で話している。

一歩ひく兄に、不景気なこの時代に全力で兄を助けようとする父。

上手くいっているようにも思えますが、私には解らない考え方＆行動の違いも必ずあったはず。

現在、父は７６歳。兄も４０歳半ばで、やっと落ち着くように

落ち着いたのかも知れません・・・


私が、次男を妊娠して、つわりで栄養失調になり、１ヶ月半　入院しているときに、父ちゃんから電話が入った。

「腹の子、諦めて出てきてくれへんか！？」と、言うのです。

父ちゃんは、奥田のお父さんと大喧嘩の途中でした。


私たちが結婚した当初から、それは、それは毎日喧嘩が続いていました。

いつも、２人の話を聞くと、お互いが間違っていない。

車のハンドルが２つあって、お互い違う方向に向かっているけど、それぞれに

一生懸命、会社の事を想っている。


あ～～～、だけど正直、お父さんの元へ話を聞きに行き、父ちゃんの怒り話を聞くのめんどかったなぁ(笑)

おかみさんNPO法人だったな。

あれから、十数年経ち、子供たちのおかげで　今、ま～るくいっているのかな