【庄左エ門窯】おかみさん手帖

今、事務所の神棚掃除が終わりました。

今年一年も何とか持ちこたえることができました。

皆様のおかげです

本当に感謝しかありません。


２７日、素手で庭の草むしりをしていたら

左人差し指をスパッと切りまして。

次の日、大阪の実家に行き、居間で銀行仕事の準備をしていると

ちょうど二年前に鬱と診断された母が私の指を見て

「バンドエイド、黒くなってるね。新しいのにはり換えてあげる。」と、細い細い冷たい冷たい手で

ぎこちなくクルリと巻いてくれました。不衛生とはわかりつつ、周りが黒ずんできてもなかなか

はずすことができず、３０日の昨日、母屋で奥田のお母さんと大掃除をするまで

はがれないようにまいたままだった。

日に日にできないことが増えていく感じだけど、優しさはそのままです.


今年が終わります。

サンタさんは来ましたか？

心の友Yちゃんとお買い物中に出会って話していると、

「香代ちゃん、その話ブログにあげてよ！」って言ってもらったので小さなころの話をします。

私の次兄が小学生のころ、両親にカセットデッキをプレゼントしてもらった。

シルバーで左右にカセットが同時にセットできて録音もめちゃくちゃ速くでき、当時CMで宣伝されていたやつ。

「かっこいいな！裕兄ちゃんのかっこいいな！」って私がまとわりついていると兄貴が

「香代にこのカセットあげるから俺が使わへんときは使っていいで好きな音楽録音したらいいで」と。

小学一年生で兄より早く家に帰る私は早速もらったカセットをデッキにセットして録音ボタンを押した。

そのまま抜くのを忘れておやつを食べて・・・


家に帰ってきた兄が大切なラジカセでその日一番に聞いたのは

私が歌うジュディオングの『魅せられて』

「Uh～～～Ah～～～Uh～～～Ah～～～私のな～かでお眠りな～さ～い・・・」

その録音された小学一年の私のアカペラを聴いた母は笑い転げながら

「英語のところもうまく歌えてる」と言ってくれた。

昔から優しい母だ。


さて、年賀状の準備します！

皆様、今年一年お世話になりました。良いお年をお迎えくださいませ





  

金曜日、HNKのニュース630に松庄が取り上げられた。

その名の通り18時30分からなのですが

夜にも放送されていて、直後に私のラインが

ツレツレツレ～～～っと受信しだした。

画像付きで

皆さん、新開発のお鍋観てくれたかいな？(笑)

私たちの顔ばっかり観てた？(笑)

そうそう、父ちゃんは髭ずらをマスクできれいに隠せて

私は、ほうれい線とシミたるみをマスクで隠せていた。

マスク最高

コロナ感染拡大で仕事量が激減している中、こんな風に取り組んでいる会社がありますよ。

と紹介してくださった。

松庄と、もう一社は扇子を作る会社。

松庄に取材に来てくださった三人のお子さんを持つ女性記者さんが、松庄に来る前に

扇子会社へ取材に行かれた話をしてくださっていた。（放送にはなかった裏話し）

本当に職人技で、竹を扱う技術は10年は軽くかかるそう。

そうして手作りされた扇子は京都のお土産屋さんなどに並ぶのですが、旅行する外国人さんも減り

超小型扇風機を片手に歩く姿がありますが、その分　扇子離れもあるそうで・・・

けれど、必ず残していかないといけない技で、作る姿に感動して取材陣全員が購入したくらい最高に良い扇子

なのだそう。


昨日の日曜日、1週間分の検温表持参で陸上の大会に参加した小6次男。

同じく1週間分の検温表と手作り扇子を持参して皇子山での陸上大会を見学させてもらいました。

ちなみに高校2年の長男からは、コロナ感染拡大以前から大会見学はされていまして

星飛雄馬のお姉さんみたいに木陰からこっそり拝見も禁止されているわけです

そんな長男は、只今絶賛熱中症かかり中。

大の注射嫌いの長男を2時間説得しても全く首を縦に振らず、困り果てているところに

スポ少時代からお世話になっているコーチから連絡がはいって、好都合で告げ口したら

速攻、長男あてにコーチから連絡が入り、10分後には無事母子で病院に到着。（私の2時間はいったい）


扇子をフリフリ、真っ赤になりながら走る次男を見つつ

久しぶりにゆっくりママさんたちと楽しくおしゃべり出来ました。

差し入れの、お洒落な手作りスイートポテトや、チョコ、冷えた蒟蒻ゼリーをいただいて♡

私はというと、カリカリ小梅を配って年齢感じるやん


長男が小学校のころにしたように、大会終了後に近くのコンビニで次男と二人、車の中で季節のアイスを

食べながらお疲れ様会をした。

投球のジャベボールの投げ方がお姉みたいだったの、本気投げなのかウソん気投げなのか聞きたかったけど

やめておいた。







  

8月24日はお祝いのメッセージをありがとう

ございます。

●●歳になりました

もうね、怪しいから両方黒塗りしちゃう(笑)

ストーリーズへのお返事が24時間経過してしまい

申し訳ありません

ありがたく読ませていただきました


24日は急遽、朝一番に実家に向かい、

親父を病院へのせていきました。

12歳の時に片目を失明しているので

瞳孔を開く検査をすると、見えずらくなるので。

年相応の白内障手術前の検査でした。

松下記念病院へ行くまでの助手席で、

「後方見てたか！」だ、「飛び出しの自転車あるから気を付けて！」だ、「黄色は止まらなあかん！」だ

うっせーーーな。と思いながら到着し、片耳も事故で聞こえないので小さな声をキャッチする助っ人で

受付を済ませ眼科へ。

各検査を待つため1つあけて座ってる親父が

「今日は香代の誕生日やな」と。

大きな声も出せないし、指で「〇〇歳になったよ」というと

私と同じく目じりにしわをたくさん作って「うわ～～～そんなんになったか！！」って、二人で笑ってた。


実家からの帰り道、35年前の中学時代を想いだしていた。
歳、バレたやん

同級生の友人が「かよ～。私の友達が〇〇達にリンチされて1週間学校休んでんねん。どしたらいい？」と。

その夕方に友人の言う〇〇のところへ行き

「ちょっとお姉ちゃんがいてるからって強がってはいけないよ」

「弱い者いじめはいけないよ」という言葉を浪花風に言ってから、その子の左耳を、私の右足甲で

蹴り上げた。

夕方、私とは別に両親が角膜の破れたその子のお宅に謝りに行ってくれて、母曰く父は

「大事な娘さんを傷つけてしまい大変申し訳ございません。どれだけ大切かよくわかっております」と

土下座してくれたそうで。

夜、父の横に座るように言われ

「俺、子供のころ貧乏で馬鹿にされたんや。いかなる理由があれ、人を傷つけたり、迷惑かける子は

お父ちゃんは嫌いや」と言われた。

下を向いて猛省した。

想いだしながら私こそ眼科が必要なくらい目を充血させながら、王将でテイクアウトして

家族の誰にも祝ってもらわないまま、ニラレバ、から揚げ、肉団子、回鍋肉、エビマヨをおいしくいただきました。


写真は全く関係ないけど、親父が常に会社で言う言葉。

その通りだ。両親に頭が上がらない。












  

こんなに暑いけれど、薪用の木いらない？(笑)

よ～～く乾燥しているので、薪ストーブなんかの

火おこしが苦手な私でもパチパチと

美しい炎を作れる木。

まだ、松庄が忙しくて忙しくて動き回っていた

2月も終わるころ、容器会社を経営している友人が

「新型コロナの影響、まるかぶり！」と話してくれた。

春のイベントは中止が相次ぎ、お弁当用の折箱を製造しているのだけど、キャンセルもしくは

大幅に注文数の減少が決まり始めていた。

木くずは、産廃業者さんにお願いしてお金を出して破棄しているそうです。

今この季節、空っぽになった薪置き場に是非いかがですか？

写真とは違って、もっと大きなものもあります。

友達の会社をどうにかしてあげなくっちゃ！！と、思っていたら、信楽陶器市の中止、お店のクローズ。


6月より毎週金曜日は松庄はお休みさせていただくこととなりました

もっと賢い経営の仕方があったのかな。

6月初めての週末。自粛要請が解除されたけれどずいぶん会っていない母を見舞うわけでもなく、

ボ～～～っとしていた。

奥田お父さんだったらどうしたやろう。

私の親父は経営能力に長けている。

が、しかし！！ひとがよすぎるんじゃ～～～～

会社はトントンにはなってもウハウハにはならない


今もあるのかしら？？

これは賞状などをいただいて、親父ステキっす！！と誇らしかった話なのですが

生駒学園という、何らかの理由があって両親と離れて生活をする（高校卒業するまでだったかな）子供たちに

会社の調子が良いと、子供たちが喜ぶように、すごい数のクリスマスケーキを運んだり

何やら差し入れをしたりしていた。

自宅のことを忘れて、家にない時もあったりで、小さかった私はこっそり泣いたことあり


松庄もそうなのかもしれないな。

私たち夫婦が従業員さんを喜ばせてあげれずにいる。稼いであげれないでいる。

三人寄れば文殊の知恵。

誰ともギクシャクな関係にならないように乗り越えないといけませんね。


話それましたが

木！木ですねん！いっぱいありますねん！

木がいる人はお気軽にご連絡くださいませ





  

去年の秋から平日は松庄のお仕事

週末はshiroiro-ieのお店番をしていたので

朝になり目が覚めて

こんなにゆっくりしていいのかな？？と

少しの間、お布団の中でボ～～～ッ

っと、頭をよぎるんです。

幸せなようで、不安なようで。


コンタクトもつけず動き出し、コーヒーを入れてる間に、

愛犬・梅三のドッグフードの準備して「うめ～」と、呼ぶけど現れない。

ぼやける目で探してると　いてた(笑)いてた


新聞でみた。

もし自分がコロナに感染したとき可愛いペットはどうしたらいいのか、動物愛護団体に

問合わせが多数あるらしい。

感染しているのに、ペットを残して治療できないと、入院を拒む人もいるらしい

梅三を見ながら、うーーーーん。飼い主さんのお気持ちも痛いほどわかる。けど、治療に専念してぇぇ


ここ2ヶ月の間、週末に近くへ足りないものを買いに行くと必ず誰か友人に出会える。

近況を話し合い、笑い合い、カゴの中をシレッとのぞき合い？(笑)

少し、気分がリフレッシュ

昨日は、「何て名前やった？可愛い犬よ！」と、友人が聞いてくれたので、

今日は梅三の今をアップしてみました。


あと、必ず言われる言葉。

「痩せたな～～」と。

もともとこんな体系で、怒らないで聞いてほしいのだけれど、私はスリムでもスマートでもなく干からびた感じ。

これはこれで、おいしい！おいしい！と、いっぱい食べれない悩みがあるのです

結局、胃の悪い家系のサラブレットなのです。

妖怪みたいで嫌なのです。


昨年秋、信楽にいなくてはいけない人、信楽のお兄ちゃんと思っていた人が他界した。

父ちゃんと言い争いになり、その勢いで父ちゃんはメッセンジャーで私のことを送信した。

もちろん私の口が過ぎるのが最も悪いのが原因なのですが・・・テヘペロ(T_T)

次の朝、出勤すると私より先に信楽のお兄ちゃんが来てた。　「かよちゃん、だいじょうぶか？」と。
（　かよちゃんは、なまりのある独特のトーン(´▽｀*)　）

　
奥様もとんでもなく良い人で、心情をおもうと馬鹿で間抜けな私は食べれないのです。

やっと、言えた。

なんかスッとした。






  

なかなかの思い出女です

捨てれなかったりするんです。

事務所のデスクを掃除していると、

４年前に実家の母が送ってくれた荷物の

送り状が出てきた。捨てれない

複写の用紙には、必ず下の用紙まで

文字が出るように力強く書く母。

今、高齢者によくあるらしい鬱になっている。

忘れもしない２年前の１２月２４日。小さな小さな声で私の携帯に「来れるかな？」とかけてきた。

慌てて私一人、車に飛び乗り、ドライブレコーダーの電源を切り（スピード出す気満々）

大阪の田舎町へ向かった。

到着すると、イキイキしない目で、横を向きながら寝転がっていた。

ん？！生きてる？！咄嗟に揺さぶってしまった。

『「初めて来てくれる？」って電話したね』って言う母。

そう・・・。山道危ないから長期の休み以外はこなくていい。が、口癖の母。

当時、食欲も、金欲も、物欲もない毎日だった。

綴りながら泣けてきちゃいます

今はかろうじて食欲と言いますか、食事はなんとなく摂ってくれています。

元気だった母の文字を見て、やっぱり捨てれず、スケジュール帳に挟んでおいた。


母の字が好きで

お習字を習っていた私は、体育を休みたい友人に頼まれて、母の文字をまねて友人の連絡帳に

《朝から体調が悪く、大事をみて今日の体育はお休みさせてください。よろしくお願いいたします。〇〇》

と、良く書いたもんです。
（良い子は、決してマネしてはいけません世の中の良いことのために活躍してね）

しんみりした内容で締めくくりたくないもんで、やっぱりこんなしめくくり(笑)

まぁ、こんな感じで私のスケジュール帳は挟むものが多くてパンパンなのです。


※　高齢者さんの鬱に関して詳しい方は、どうかどうか色々とお教え願いたいですm(__)m






  

初めてゴールデンウィークを自宅で過ごした。

例年なら売り出しで、日焼けして体は疲れても

達成感はすごく

信楽は活気にあふれているころ。

ＮＨＫ連続テレビ小説『スカーレット』で

今年に入って信楽は、それはそれは賑わっていました。

そう、過去形

今は、決められた三密をさけ

滋賀の５分の１ルールを守っています。

写真のマスクのたぬきは（今日は信楽　曇り空）

４月２７日の京都新聞の凡語欄にも紹介されていたけれど

「新型コロナウィルスが終息するまでの辛抱。マスクを外す日が来たら信楽を訪れて」

と、発信しています。

聞いたお話で話が大きくなっているだけかもしれませんが、

お隣の県（滋賀県寄り）でコロナに感染した方がおられるそう。

隠すにも、消毒に来られるから近隣にわかってしまい村八分状態だそうです。

悲しすぎる。

さすがにこの時期、近寄って励ましとか、お世話はできないけれど

悲しすぎる。

自分の子達が村八分をする側の子だったらシバく。

いや、コロナでピリピリしていて虐待やDVが問題になっているときに

シバくってどうよ

１６２㎝の私よりも、うんと背の高くなった長男と、目線が近づいてきた次男に対してシバくってどうよ(笑)


事の重大さをわかっていて、都会でワイワイして感染したのなら憎んじゃう（　にんげんだもの　　おくだかよを　）

けど、体が弱っていて病院で。とか、やむ得ないお仕事等々・・・

憎むのは人ではない。間違っている。

宅配業者さんにイキナリ、除菌スプレー振りかける人もいるらしい。

じゃあ注文すんなよ！中身なんやねん！マニキュアとかやったらお前にもスプレーじゃ！

そんな気持ちになっちゃうわ

だって　にんげんだもの　かよを