巣作り
松庄の産業廃棄物(がれき類)を入れるコンテナに、ここ最近、夫婦と思われる2羽のカラスが
顔を突っ込んでいる。
1羽はコンテナが見える位置の電線に待機し、もう1羽が一心不乱につついている。
食糧なんてないけどな~???と、思っていたけど
私が作業を終えて、工場から出る時、カラスと目があった
くちばしに、ほうきのチリを掃く部分をモジャモジャと、くちばしにくわえて飛んで行った。
覗きに行くと、周りにもたくさん ちぎれたほうきの先が飛び散っている。
巣作りか。
大阪のカラスが巣作りするのを見たことがある。
針金ハンガーを器用に広げたり、縮めたりしながら何本も何本も電柱のテッペンにくわえて
運んでは、巣をこさえていた。
青とピンクのハンガーの巣は芸術だと思えた。
巣作りを終えた頃、電柱の真下にある、玉子の液卵工場から、工場の親方の目を盗んでは、
生卵をくわえて巣に運んでいた。
工場長の怒鳴り声で、並びにある食品会社の事務員だった私は、他の事務員さん達と
微笑ましく笑っていた。
カラスの子が巣立つまで、一部始終をみていた私達事務員。
のんびりと、楽しい独身時代でした☆
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